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天国行きのチケット

人間は死んだら天国に行く人と地獄に行く人に分かれると言われている。死んだ後に閻魔様が生きていた間の行いを見て君は人助けをしたから天国行きのチケットをあげようとか、お前は人殺しをしたから地獄に堕ちろと言われるらしい。

地獄には針の山と火の山と水の山などがありそれは自分で選べるという話を幼い頃に聞かされた事がある。だから人には優しくしてあげないといけないんだよと教わった。

     

その日から天国行きのチケットをもらえるために頑張った。しかし地獄に行きたくないから頑張ったのであって人に優しくしてあげったいから優しくしたのではない。この邪念が閻魔様の勘に触れないか心配である。仮に天国行きのチケットを渡されたところでとりあえずはホッと胸を撫で下ろすと思うけれどもその後は地獄に堕ちた人間(魂?)を嘲笑してしまうかもしれない。そんな人を馬鹿にすることを閻魔様は許すわけも無くその時から地獄行きが決まってしまうのである。

    

つまりいつ何時でも他の人(魂)に対して思いやりの心を持ち続けなければいけないということになる。それって結構大変なことだしそれをやり遂げられる人っているのだろうか・喜怒哀楽の感情を持たないでただ困っている人がいたら手を差し伸べてあげるということはできると思うが、それでは生きている意味が無い。人に親切にして「ありがとう。」といわれると自分のした行動で他の人が喜んでくれたんだという達成感や充実感がまたそうしようという糧になるのだと思う。人に親切にして「ありがとう。「」といわれても何も感じないのであればただのロボットではないか。そういうひとは逆に人に親切にしても「ありがとう。」という言葉は出てこないのだと思う。

正直地獄には行きたくないがそういった感情が乏しい人生も送りたくない。

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